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img36.gifアトピー性皮膚炎


辛い痒み、漢方鍼灸で解放させます!
漢方鍼灸でアトピー性皮膚炎の体質改善が可能です。



アトピー性皮膚炎は身体の一部から全身の皮膚に湿疹が広がり、
痒みが伴う疾患です。
特に痒みがひどい時は、夜一睡もできない方もおられるようです。

アトピーでお悩みの方にとって
これから述べます漢方鍼灸のアトピーについての捉え方が、
福音となれば幸いです。

漢方医学ではアトピーの発生要因として、
先天的要因・後天的要因と分けて考えております。

1先天的要因

先天的要因は乳幼児期からのアトピー性皮膚炎です。
先天的要因と言いますと、遺伝的素因の影響が関与が
考えられますが、それだけではありません。
両親ともにアトピー性皮膚炎でなくても、
お子様がアトピー性皮膚炎になる例は非常に多く見うけられます。
この場合考えられる要因として、
妊娠時の母体の状態が影響することが考えられます。
ではどの様な状況であると、
お子様がアトピー性皮膚炎になりやすくなるのでしょうか?

それは母親が妊娠時に大きなストレスを抱えていたり、
脂っこいものや甘いものなどの食べ物の多く摂取すると、
お子様がアトピー性皮膚炎になる確立が非常に高くなります。

長期に渡るストレスは内熱、
飲食の不摂生は湿(湿熱)となって、
身体に溜まりやすくなります。

胎児の成長のために母親から濃縮した栄養分が送られますが、
その栄養分の中に母体にとって何でもない熱と湿までも濃縮されると、
胎児にとってその栄養分が毒(胎毒)に転化することがあるのです。
ましてや胎児は自分自身で熱や湿をさばくこともできないので、
胎児の身体には熱・湿が溜まる一方です。
その様な状態で誕生した赤ちゃんは
生まれて間もなくアトピー性皮膚炎を発症しやすくなるのです。

2後天的要因

乳幼児期には発症せず、
学齢期あるいは成人してから
発症するアトピー性皮膚炎です。
これは遺伝的要因よりも、
後天的要因が大きく関連する場合のものです。

アトピー性皮膚炎の後天的要因
(1)過大なストレス
大きなストレスが長期に渡ると、気が滞り熱化します。・・・A
そして「運動不足・便秘・汗をかきにくい」などにより、
熱が体外へ発散されずにより内側にこもったり、
睡眠不足によって熱が助長する条件が重なると、
余計に痒みが生じてきます。・・・B

この流れを専門的に書きますと、
A:肝うつ気滞→化火→B内風
という流れになります。

Aの流れで、火が身体の上部に位置する肺に影響が及ぶと、
肺が外界との空気の出し入れの効率が悪くなっていきます。
そうなると喘息・鼻塞などの呼吸器疾患が現れる
可能性があります。
これを専門的には、
肝火犯肺→肺気不宣と表現します。

(2)飲食の不摂生
脂濃い食べ物、甘味類、お酒、肉類、スナック菓子などの多食は、
胃腸に湿気と熱がこもりやすくなります。
これを専門的に脾胃湿熱と言います。
脾胃は肌と密接な関係があるので、
脾胃湿熱が関与するとジュクジュクしたアトピーになりやすいです。
また湿熱により体臭がきつくなりやすくなります。

この二つの病因は、
先天性の際にも出てきました様に、
アトピー性皮膚炎の病因の大部分を占めます。

そして、アトピーも長期化すると、
他の要因が結びついてきて複雑になり、
難治性のものとなっていきます。

(3)長期化した内熱により陰分が傷つけられる
(1)(2)の様に、一般の方に分かる言葉で説明しようとしましたが、
それに置き換えられる言葉が見当たらないので、
ここは専門用語で表現してしまいました。

内熱が長びくと、それが身体の深いところに潜り込みます。
漢方医学では気が流れている部位の深さを表すものさしとして、
衛分・気分・営分・血分と表現しますが、
深いところに位置する営分・血分に熱が潜り込むと、
身体を潤す気(精血・陰液)が損傷を受けます。
すると、身体は余計に熱をこもりやすくなり、
皮膚も乾燥しやすくなります。

精血の損傷が与える臓腑への影響として、
肝腎、特に腎陰虚がアトピーに関与すると
治りにくい面があります。

腎陰虚の虚火と肝うつ化火の実火、
同じ火でも、虚実の違いがあり、
両方あるとしても、主従を判別できなければなりません。

(4)血液の滞り
血液の滞りは“瘀血(おけつ)”といって、この言葉は一般の方でも
ご存知の方がおられるかと思います。

お血は色々な原因でなり得るのですが、
主要なものとして、ストレスの長期化が挙げられます。
これを専門的には
肝うつ気滞血瘀(けつお)
と言います。

この場合、皮膚が黒ずみ鱗のようなものが出てくることがあります。
これを専門的に肌膚甲錯と言います。

(5)消化器系の弱り
これは(2)の流れからくる、
飲食物の不摂生により消化器系が弱ってくる場合と、
元から消火器系が弱い場合でもあります。
漢方医学では消化の大本となるのは、
脾胃ですが、とりわけ脾の臓は
水分代謝(水湿の運化)と気血の生成(水穀の運化)
に関与するので、脾が弱ると、
湿気(内湿)が溜まる方向性と、
血を生成する働きが弱くなる(血虚)方向性
が出てきます。

これらの要因が相互に複雑に絡むば絡むほど難治性になっていきます。

総じて、
どちらの要因であっても、
ストレスから生まれる熱と、
湿や熱を多く含まれる飲食の過剰摂取が、
症状を左右するといえるでしょう。

以上が漢方医学的なアトピー性皮膚炎の型になります。

従って、我々専門家は鍼治療を行う前に、
どのタイプのアトピーかを判別していくことが大切なことです。

アトピー性皮膚炎でお悩みの方で、
どんな治療を受診されても解決に繋がらない方は、
お気軽にお問い合わせ下さいませ。