運動器疾患・各種の痛み
・両肩、肘関節と上腕・前腕部の筋腱の痛み
【症例】 Y.M.さん 28歳 女性 経理 兵庫県宝塚市在住
[初診日] 2009年10月26日
[主訴] 両肩、肘関節と上腕・前腕部の筋腱の痛み
[主訴の状態] 1年ほど前から、肩~前腕にかけて徐々に痛みがきつくなってきた。 肩、前腕どちらから痛くなったかは覚えていない。
痛みが腕全体あちこちに動き、そういう時は脇腹の辺りも痛むこともある。
伝票作業で手を返す度に、肩から手関節までの筋や腱が痛む。
服を着替える時でも痛むことがある。
[主訴の増悪・緩解因子] (増悪因子) 仕事で疲れている時ほど痛みを感じる。 腕を使う運動をした後。
(緩解因子) 仕事が休みの日やリラックスできた時。 ここ仕事を休職していた約1ヶ月間は痛みを感じることが少なかった。
[悩み] 新しい職場で、このままま痛みが続くようなら、 仕事が続けられないのではないかという不安 (上司にも指摘を受け、余計に不安を感じている)。
病院の画像診断を受けても原因不明で対処のしようがないと言われ、 このまま痛みといつまで付き合っていくのかという不安。
[その他の症状] よく肩凝りになりやすく、時には目の奥あたりが痛む。 ストレスがかかると下痢になったり、お腹が張りやすくなる。 手・足・腹・腰の冷えを感じやすい。
[症状の根本的な原因] 仕事や私生活での過度のストレスなどによって、 肩から前腕にかけての複数の部位で筋肉・関節が硬くなる、 “肝鬱痹”と見立て治療を行った。
[治療] 1診目から5診目で、手のツボへ刺鍼、痛みが10から6に変化。 6診目から7診目まで痛みがやや悪化し、6が8、9になった。 8診目から頭のツボに変えたところ、痛みが3,4になった。 以下同様の治療を継続し、12診目で痛みを感じない日が増えてきた。
現在は伝票作業でも痛むことがほとんどなくなり、 肩凝りを感じる日に来院されている。 |