漢方鍼灸
理念:伝統へのこだわり ・・・「病気予防・症状の早期回復・苦痛からの解放」
美顔鍼、ダイエット鍼、スポーツ鍼など…、街を見渡しますと、様々なタイプの鍼灸があります。特に近年、美顔鍼をしているハリウッド女優が増えてきているということもあって、美顔鍼は美容に関心が高い女性の注目の的になっているようです。 一方、当院の目指す鍼灸は、社会的な流行に左右されない、漢方鍼灸が医学として2000年以上指向してきたことです。上記の理念は、漢方鍼灸を志す者として当然なことですが、現在の日本の鍼灸を取り巻く様々な環境を踏まえ、当院の理念として敢えて掲げました。
治療形態 鍼灸治療には多くの流派がありますが、当院では北辰会方式を採用しております。北辰会とは奈良県の藤本蓮風先生が主宰される、難病克服に重点を置いた漢方鍼灸医学の学術団体です。2007年9月からは中国の広州中医薬大学と学術提携を結んでおります。当院の三つの特徴である「丁寧な問診・多面的な診察・少ない鍼の本数」は北辰会方式の特徴です。
①丁寧な問診 漢方鍼灸医学では、人の生命は「身体・心・魂」から成り立ち、どれも切り離す事ができない一つの全体(気一元)として捉える人間観を持っています。それと同時に人間は社会的存在でもあり、大宇宙・大自然とも有機的に連係した存在でもあります。その為、問診において主訴だけではなく、その方の病気の歴史・生活環境・精神面の動き・身体的状況(飲食・排泄物・睡眠など)・季節性など多岐に渡って1時間~1時間半かけて丁寧に問診させて頂いております。
②多面的な診察 東洋医学では人間の身体は小宇宙であるとして、身体の各部位に全身の縮図があるとしています。また体内の様子は体表上に現れるという考えから、顔・舌・脈・お腹・背部兪穴(背中のツボ)・原穴(手足の関節にある主要なツボの一つ)・前腕・皮膚と毛穴などの部分を、望診(視診)、切診(触診)を行う事で、全身に表れている各反応の声無き声を確認いたします。この体表の多面的な診察で大事なことは、手のひらと手指の繊細な感覚であり、当院が最も力を入れているところであります。
③少ない鍼数 少ない鍼数の治療を行う事で、治療分析とその効果の是非を確認していきます。「1本、2本の鍼で効果があるのか」、と疑問をお持ちの方がおられるかと思いますが、少数鍼は身体が治るために必要なエネルギーの分散を少なくし、また分析結果の判定がしやすい(効果が少なかった時には次の手が打ち易い)ので、大変有効な鍼の手法です。その際、首や肩の凝り・腰痛・膝痛など運動器疾患に対して局所に対して刺す事はまれであります。
以上の様に、問診情報と診察情報を重ね合わせ、病気の根本を漢方医学的に綿密に分析を行うので、少ない鍼数で効果的な治療が可能になるのです。
目的と効果 ・病気の大本なっているエネルギー(気血水)の停滞の原因・部位をとらえ、そこの流れを良くし、最終的には気が上下、左右、前後、表裏と全身を偏り無く均等に流れるようにします。 ・エネルギーの弱りがあれば、それを高めるようにします。 ・12の臓腑・経絡が連携して生命の営みが果たせるよう、いずれの臓腑が機能亢進、あるいは低下しているのかを見極め、最も身体にダメージを与えている箇所に焦点を絞って、問題点を解消させます。
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